アートト

ライティング(WrA/WrB)

スクール

ライティングA/B 各定員8名 各全7回

ライティングA(Wr A)2024年6月〜8月 水曜日19:15〜21:15

ライティングB(Wr B)2024年9月〜12月 日曜日14:00〜16:00

※ライティングA、Bの違いは開講日時です。構成と内容は同じになります。

作品や展覧会を見て考えたこと、またふだん考えたり疑問に思ったりしていることを文章にして伝える方法を学びます。時間をかけて見て、気づいたことを整理し、わかりやすい言葉で書きます。自らの思考と言葉で複雑な現代アートの表現をとらえたい方やアーティストなどにもおすすめです。すべての回は、小澤慶介が担当します。

 

作品のレビューを書く

WrA 6月5日(水)19:15 - 21:15 / WrB 9月8日(日)14:00 - 16:00


時間をかけて作品を見た上で、その特徴を書き出しディスカッションします。アーティストは何を伝えようとしているのか、なぜその表現形式を採用したのかなどについて意見を交わし、作品への理解を深めつつレビューを書く準備をします。

作品の成立背景を調べる

WrA 6月19日(水)19:15 - 21:15 / WrB 9月29日(日)14:00 - 16:00


アーティストが作品を作る上で参照した学説や議論あるいはアーティストの文化的な出自にも目を配りながら、作品への理解をより深めます。作品を作る理由や表現の手前にある思考、そして表現への展開方法を丁寧に見ながら、レビューに深みを出してゆきます。

展覧会のレビューを書く

WrA 7月3日(水)19:15 - 21:15 / WrB 10月6日(日)14:00 - 16:00


実際に美術館などで開かれている展覧会を見た上でレビューを書きます。タイトルや主旨、アーティスト、作品、会場の動線などがどのように関係していたかについて、ディスカッションをして理解を深めます。その上で要点を整理し、レビューを書く準備をします。

展覧会のタイトル、テーマ、作品の関係を読み解く

WrA 7月17日(水)19:15 - 21:15 / WrB 10月20日(日)14:00 - 16:00


展覧会を見ていない人にも伝わるように意識をしながら、レビューを書きすすめます。展示されていた作品を一つ一つなぞるというより、展覧会が総体的に伝えようとしていること作品や動線がどのように関係づけられていたかに留意し、わかりやすい言葉で伝えるよう心がけます。

モヤモヤを言葉にして企画を考える

WrA 7月31日(水)19:15 - 21:15 / WrB 11月10日(日)14:00 - 16:00


日ごろ考えていることから企画を考えはじめます。モヤモヤを整理してキーワードにし、それらを他の受講生とディスカッションして分かち合います。考えていることの要点が明らかになってきたら、展覧会だけでなく、シンポジウムやトーク、イベントなど企画の形式についても検討します。

企画を言葉にして伝える

WrA 8月7日(水)19:15 - 21:15 / WrB 11月24日(日)14:00 - 16:00


興味や関心を他の人たちに伝えるために、企画書を作ります。タイトルや主旨、概要、出品者(登壇者)などの項目を盛り込み、企画書としての体裁を整えます。各項目の関係が一貫しているかどうかに心を配りながら、わかりやすい言葉で企画の特徴を明快に伝えるようにします。

発表とまとめ

WrA 8月21日(水)19:15 - 21:15 / WrB 12月8日(日)14:00 - 16:00


コースをとおして取り組んだ3つの課題を振り返りながら、各受講生の到達点を見極めます。レビューの書き方をはじめ、作品や展覧会の見方や自らの考えの整理のしかたにおいて残された課題とそれらを克服する手立ての見極めをします。