アートト

アートの実践

スクール

美術館へ行こう

6月16日(日)14:00 - 16:00 

講師:小澤慶介


東京都現代美術館で開かれている展覧会を見学します。チラシやポスター、SNSなどで事前にある程度の情報が得られる現在、もしかしたら現場で時間をかけて見ることが蔑ろになっているのかもしれません。講師とともに、展覧会のタイトルや主旨、出品作品、動線の関係に心を配りながら現代アートの展覧会を読み解きます。展覧会の入場料や美術館までの交通費は受講生の負担になります。

アーティストが考えるアートとは

7月7日(日)14:00 - 16:00

講師:青山悟


「アート」という抽象的な言葉は具体的にどのような考えや制作行為によって支えられているのかについて、国内外で活躍しているアーティストに聞きます。テキスタイルに工業用ミシンで刺繍をして作品を制作する講師。そうした素材と道具の選択、また表出させるイメージはどう関係づけられるのでしょうか。《Glitter Pieces》のシリーズや《N氏の吸い殻》などに触れながら、見た目だけではわからない現代アートの奥行きを照らします。

キュレーターの視点、思考、仕事

8月17日(土)10:30 – 12:30

講師:井關悠


現代アートの展覧会制作に携わるキュレーターは、「アート」をどのようにとらえ展覧会に仕立てて公開するのでしょうか。そして、その作業過程において大切にしていることや気をつけていることとは。講師が手がけた「内藤 礼−明るい地上には あなたの姿が見える」展をはじめ、近年担当した展覧会から掘り下げます。

アートとその現場を伝える 足を運ぶこと 聞き取ること

12月1日(日)10:00 - 12:00 

講師:白坂由里


作品や展覧会、同時代のアートをめぐる現象や動向を言葉で伝えるには、どのようなスキルや態度が求められるのでしょうか。美術館やギャラリーでの展覧会では、アーティストの声に耳を傾ける。美術館を飛び出したアートプロジェクトについて、地域の課題を取材しながら読み解く。あるいは高齢者や障害のある方などを美術館に招いた鑑賞会を取材し、これまで美術館にアクセスしづらかった人々の視点から考える。企画者と鑑賞者の間に立ち、作品や展覧会を多角的に読み解く職能について考えます。