アーティスト+(アーティストプラス)
自立した表現活動を目指すアーティストのための全8回コースです。このコースで学べることは、同時代においてみずからの考えをまとめる力、それを表す作品を作る力、そしてそれを言葉で伝える力です。
作品制作は、身につけた技術や慣れた形式で、漠然とした思いで気の向くままに行うことではありません。むしろみずからの表現が、芸術を支える歴史や言説、体制においてそれがどの位置を占めるのか、また同時代とどう関係をとるのかといったことを意識した上での営みです。コースでは出される課題に取り組んだり、テキストを読んだり、展覧会の現場へ足を運んだり、仲間や講師とのディスカッションをとおして知識や情報、知恵、技術を交換したりして、アーティストに必要な考え方やスキルを身につけ、芸術の歴史や同時代に対して責任をもって関わるための思考と態度を養います。本コースは、アートトの「アーティスト」(基礎)と以前に開講していた「アーティスト・プラクティス」(上級)の間の、ある程度の活動歴のあるアーティストを対象とした中級コースになります。感性と知性で時代の律動をとらえ、表現と造形力を磨き、活動の道を切り開いてゆこうとしているアーティスト、また美術系大学・大学院を修了し自立して活動してゆくことを考えている表現者のご参加をお待ちしています。
クラス 6回(1回180分 × 6回) 森弘治・小澤慶介・森田浩彰(3回) 日曜開講13:00 – 16:00
表現から作品へ
2月1日 森弘治・小澤慶介
受講生の問題意識と表現への展開案をクラスで共有し、ディスカッションします。
思考と表現の関係を問う
2月22日 森弘治・森田浩彰・小澤慶介
問題意識と表現の関係をどう意識しているかについてディスカッションし、作品化する方法と作業を見極めます。
思考を形に、形から思考へ
3月15日 森弘治・小澤慶介
作品の試作を持ち寄り、問題意識がどのように共有されるかについてディスカッションをとおして客観的に把握します。
リサーチが実現する作品のかたち
4月5日 森弘治・森田浩彰・小澤慶介
関連文献を読んだり現場へ足を運んだりなどして得た情報や知識を踏まえて作品の強度を磨きます。ディスカッションを経て作品に必要な要素を見極めます。
思考・形・現場が重なるところ
4月26日 森弘治・小澤慶介
具体的な展示空間を想定し作品がどのように経験されるのかという観点から作品を捉え直すためにディスカッションをします。
プレゼンテーション
5月17日 森弘治・森田浩彰・小澤慶介
ゲストとして外部よりキュレーターを迎え、取り組んだ作品についてプレゼンテーションを行います。プロフェッショナルからのフィードバックを得て作品の強度を高める方法を検討します。
ステイトメント 2回(1回90分 × 2回)小澤慶介 日曜開講13:00 – 14:30
思考を言葉にする方法
2月15日
ポートフォリオに掲載するステイトメントを書きます。みずからの関心と作品がどう関係しているのかを平易な言葉で伝えることを心がけます。
作品を言葉で伝える方法
3月22日
書かれてあることが必要十分であるかディスカッションをとおして検討し、ステイトメントを完成させます。
概要
アーティスト+(アーティストプラス)
開講期間:2026年2月 – 5月
開講場所:アートト(〒135-0005 東京都江東区高橋7-5 2F)
定員:6名(最小5名)
受講料:¥139,700(消費税込)
講師:森弘治(美術家)、森田浩彰(美術家)、小澤慶介(インディペンデント・キュレーター)
お申込方法と受講手続
申込用紙をダウンロードし必要事項を記入の上、件名を「アーティスト+申込」とし、school@artto.jpへ申込用紙をお送りください。
書式は自由ですが、全部でA4 4枚に収まるようにしてください。
締切後に選考を行い、通過した方に順次受講手続きをご案内します。
お申込受付開始と締切
受付開始:12月14日(日)
受付締切:2026年1月12日(月)
※これまでにグループ展を含み最低2〜3回程度の展覧会を開催したり参加したりしたことのある表現者、またアートトの「アーティスト」修了生を対象とします。講座は、お申し込みいただいたご本人がご受講ください。掲載している情報は、2025年11月現在のものです。各回のテーマや内容、スケジュールは変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
説明会
アーティスト+の説明会を下記の日時に行います。
コースの概要や特徴、場の雰囲、受講方法などについて知りたい方は、ぜひご参加ください。
12月21日(日)14:00〜14:45
説明会へのお申込は、件名を「アーティスト+説明会」とし、住所、氏名、年令、電話番号をご記入の上、school@artto.jpまでメールをお送りください。