アートト

身体とアイデンティティ

スクール

まずは、廊下から

8月28日(土)16:00 – 18:00

講師:森元庸介


「余分なものがなければ、主なものも痩せてしまう」といった、ごく当たり前のことについて考えてみます。新型コロナウイルスの影響によって、学ぶということのありかたは大きく変わりました。失われたもののひとつに「廊下」があります。「教室」はヴァーチャルに再現できるかもしないけれど、廊下は、なかなかむずかしい。逡巡や雑談、内省、また逸脱の場としての「廊下」から、知識の獲得について考え直してみたいと思います。訪れつつある変化を一概に嘆くのではありませんが、展望を閉ざさぬためにも、学ぶことともにある私たちの身体に眼差しを注いでみましょう。

わたしの/ではない身体

9月11日(土)13:00 – 15:00

講師:百瀬文


わたしの身体は、わたしのものであると言い切ることはできるでしょうか。百瀬の作品において、しばしば発話の意味内容と身体の表現が一致しない人物が登場します。それは、主体が統合され得ないものであるとともに、性差などの括りを超えて外(他者)に向けて拡散してゆくことも表しているかのようです。近年手がけた《I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U》や《Social Dance》のほか、日常実践にも触れながら、身体とは何かについて考えます。

言葉・身体・アイデンティティ

10月23日(土)13:00 – 15:00

講師:荒木悠


「わたしは〜である」という自己同一性あるいは帰属意識を意味するアイデンティティについて、言葉や身体をキーワードに考えます。「わたし」はどのように形作られ、どのような時に意識され、またそれはどのような輪郭を帯びているのでしょうか。日本人とは何かを問うような《The Last Ball》や《密月旅行》などの作品に触れつつ、アイデンティティの謎とその表現に迫ります。