アートト

記憶とアーカイブ

スクール

3.11をめぐる記憶の表象

6月19日(土)13:00 – 15:00

講師:小澤慶介


3.11を巡る記憶の形について考えます。今年の3月11日で、3.11から10年が経ちましたが、表現者たちはそれにどのように向き合い、何を形にして残そうとしてきたのでしょうか。過去のある出来事をめぐる記憶は、時が経てばそれだけ形や言葉、そしてその意味合いが変わってきます。水戸芸術館で開催された「3.11とアーティスト 進行形の記録」展や「3.11とアーティスト 10年目の想像」展など、数々の実践に触れながら、あの出来事を巡る人間の営みに眼差しを向けてみます。

前衛芸術の保存と再現

7月17日(土)16:00 – 18:00

講師:西川美穂子


1960年代ニューヨークにおけるフルクサスに参加し、ビデオアートの先駆者の1人でもあった久保田成子の展覧会制作に触れながら、作品の保存と再現について考えます。ブラウン管テレビやホームビデオ再生機などの生産が終わっている現代において、70年代からの初期ビデオアートはどのように展示されるのでしょうか。オリジナル/複製、メディア/機材など巡り、数々の選択と判断を経て実現する作品の再展示に迫ります。

まちとアートとアーカイブ

11月27日(土)13:00 – 15:00

講師:今井朋


アーツ前橋で、2019年から2020年にかけて開かれた「表現の生態系」展をとおして、地方都市の美術館と地域社会の可能性について考えます。本展は、現代アートが文化人類学や社会学と出会い、新/旧や男/女、都市/地方、文明/自然などあらゆる区別を疑いながら、斬新な表現で赤城山の裾野に広がる地域の文化を追い求めた実験的かつ野心的な展覧会でした。現代アートと地方都市が響き合うところに現れた場とは、この高度にグローバル化した時代においてどのようなものとして現れたのでしょうか。